テレワークに否定的な建設業社長のもと、経理業務を自宅で行った結果

地方の建設業で経理事務をしています。従業員30名程の会社です。

もともとリモートワークを4月初頃に導入する予定で稟議書を回していました。

当初は建設業なので監督達が現場に出ると数カ月、事務所に戻らず社内のファイルにアクセスできないので監督達向けに導入する為、準備をしていました。

テレワークを頭ごなしに否定する建設業社長

4月第2週目にはコロナの報道も日ごとに大きくなり、外出禁止の動きがでてきだしたので、社長にテレワークの話を伝えました。

その時の社長の返事は、

「まだテレワークをしている会社は20%もないらしいし、大手企業以外どこもそんなことはしていない。」

と最初から話を聞く気もない態度でした。

システムやネット関係は、私が設定し準備しています。

この時に社長がリモートワークを支持してくれていれば私は他の社員のリモートワークの準備もしていたと思います。

ですが最初から批判的な返事が戻ってきたので、それ以降自分だけでもリモートワークにいつでも移行できるよう一人分のアカウントを準備し、PCも設定して準備万端にしていました。

緊急事態宣言をきっかけにリモートワークの許可が出た

その後、緊急事態宣言が全国に出され、取引先の会社もリモートワークになっていくのを機に社長に再度リモートワークの相談を持ち掛けました。

その結果、会社では私だけがリモートワークで仕事をするという形になりました。

REMOTEVIEWを使って経理の業務を行う

今回、私が行ったリモートワークはREMOTEVIEWというものです。家のノートPCから会社のPCに直接入り込んで仕事をすると言う形です。

仕事が経理ということもあり、会社のPCには経理ソフトがインストールされており、ライセンスの関係上このPCでしか作業が行えない仕事がほとんどを占めていました。

共有のファイルは当社ではVPNにてサーバーで共有していてクラウドではないのもREMOTEVIEWを選んだひとつです。

準備の段階で何度か試してみましたが、実際に家で仕事をするのとは勝手が違う事が多かったです。

最初に出社時と自宅の業務を仕分けておく

リモートワークに入る為に2日~3日前から準備をしていました。

準備というのは、会社でしかできない仕事と家でも出来る仕事を振り分けて自宅に持ち帰る仕事はすべて後に回していく事です。

4月22日からテレワークを始め週に3日出社し、残り3日はリモートワークをしました。

この時期が月末前で請求書が届きだし業者への支払の準備をする時でした。

社長から請求書を持ち帰らないようにと言われたので出社時にすべて請求書には目を通し金額の打ち込みだけを終え、見直しは自宅でする形をとりました。

実際リモートワークに入ると家で仕事をする形がのんびりできていいな、と思いました。

仕事の合間に洗濯もでき、布団も干せるし、掃除もできてしまう。ご飯もお弁当を作ったり外食や外に買いに行かなくても家にある材料で適当に食べれて楽で楽しんでいました。

請求書や紙の資料を自宅で印刷したくない

ただ、これが一週間もすると今度は家で仕事をするのがおっくうになってきて午後から昼寝をして過ごすというぐうたらな生活になってしまいました。

仕事も請求書や紙のファイル関係は全て会社にあるので調べものがあってもすぐに調べられず仕事が捗らないことが多々ありました。

また印刷物も大量になると家での印刷には抵抗があり(インク代は自分持ちなので)チェックの為の印刷は出社時に行ってチェックする分は持ち帰るという流れを取っていました。

私は経理事務なので仕事は自分で流れを決め作業ができたのでリモートワークに踏み切れましたが、もう一人の事務員は営業事務なのでリモートワークでは仕事ができず(その都度請求書の内訳を入力し発行するので)毎日出社していました。

この一方はリモートワークができ、もう一方はリモートワークができないという状況は私にとっては気の引ける状況でした。

仕事の内容が違うので仕方がないと言えば仕方がないのですが気を使いました。

経理や総務はリモートワークのしやすい職種

2週間もリモートワークを行うと、もう会社に行くのが嫌で仕方がなかったです。

GW明けの5月7日からは通常通り出勤しています。

私の会社のような少人数の中小企業ではリモートワークを取り入れると会社が回らないのが事実だと思います。

建物の修繕などは都度足を運ぶ仕事なので家で仕事という訳にはいきません。リモートワークで仕事を行えるのは私のような経理業務か総務関係の仕事になるでしょう。

アプリも万能ではない

コロナでリモートワークが取沙汰されるようになり色々なアプリがでています。

私もいくつか検討してみました(Office365やドロップボックスなど)。

でも業務の内容により使い分けないと作業ができない事態になると思います。ひとつを導入して皆がリモートワークできる訳ではない事が分かりました。

今後も、この様な事態を予測しリモートワークという仕事のあり方を考えていきたいと思います。

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